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三重協奏曲 (ベートーヴェン) : ミニ英和和英辞書
三重協奏曲 (ベートーヴェン)[みえきょうそうきょく]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [み]
  1. (num) three 
三重 : [みえ, さんじゅう]
 【名詞】 1. triple 2. treble 3. threefold 4. three-ply 5. triplicate 
: [おも]
  1. (adj-na,n) main 2. principal 3. important
: [きょう]
  1. (n-suf,n-pref) cooperation 
協奏曲 : [きょうそうきょく]
 【名詞】 1. concerto 
奏曲 : [そうきょく]
 (n) (abbr) sonata
: [きょく, くせ]
 【名詞】 1. a habit (often a bad habit, i.e. vice) 2. peculiarity
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

三重協奏曲 (ベートーヴェン) : ウィキペディア日本語版
三重協奏曲 (ベートーヴェン)[みえきょうそうきょく]

ピアノ、ヴァイオリン、チェロと管弦楽のための協奏曲 ハ長調(''Konzert für Klavier, Violine, Violoncello und Orchester C-dur'' )作品56は、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン1803年から1804年にかけて作曲した楽曲。通常は三重協奏曲と略して呼ばれる。
== 概略 ==
ヴァイオリンソナタ第9番『クロイツェル』ピアノソナタ第21番『ワルトシュタイン』ピアノソナタ第23番『熱情』交響曲第3番『英雄』などが書かれた時期の作品であるが、今日ではあまり評価が高くない。ピアノ三重奏を独奏楽器として管弦楽と対置するという発想は意欲的なものであったが、ベートーヴェンはそれを十分に処理しきれずに終わった、というのが一般的な評価である。このように作品自体が凡作と見なされている上に、独奏者を3人も必要とすることから、演奏の機会は非常に少ない。とはいえ、あくまでベートーヴェンの中期の作品との比較で見劣りがするということであり、古典派協奏曲の様式に則った充実した作品である。なお、当時チェロを伴った協奏曲はほとんどなく、ベートーヴェンの師匠であるハイドンが残した第1番第2番のチェロ協奏曲が見られるくらいで、ベートーヴェン自身もチェロ単独で独奏楽器とした楽曲を残していない。本作はベートーヴェンが残した唯一の、チェロを伴った協奏曲である。
このような特異な協奏曲を作曲した経緯については不明であるが、ピアノのパートが演出面では極めて効果的でありながら技術面では比較的易しく書かれているのは、弟子のアントン・シンドラーが伝えるところによると、ベートーヴェンのパトロンであったルドルフ大公による演奏を想定してのことであるという。一方で、チェロにとっては重音奏法や急速な分散和音や音階などを要求される難曲である。
初演は1808年の復活祭以前にライプツィヒで行われ、同年5月にはウィーン初演がイグナツ・シュパンツィヒのヴァイオリン他によって行われた。出版はそれに先立って1807年に行われた。
独奏楽器群がピアノ三重奏的な役割を果たしているので、通常の協奏曲のようなカデンツァはない。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「三重協奏曲 (ベートーヴェン)」の詳細全文を読む




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